『ユーレイちゃんは添い寝外したい!2!』
とあるアパートの一室。
語りたがりの幽霊少女「ユーレイちゃん」の同居人として、あなたは今日も彼女の話に耳を傾ける。
語られるのは、彼女の"記憶"。
"一定期間以上の記憶を持てない"───彼女はこの縛りにより、かつての記憶を失いながら生活している。だからこそユーレイちゃんは思い出せる日々を明るく過ごし続けると、そう決めている。そんな彼女と同居人のあなたの元に一通の、ありえないはずの電話が届く。それは、失った記憶の果てに存在していたかもしれない彼女の"肉親"を名乗る人物からの電話で───
「話すんなら楽しい事のほうが良い。聞かせるのは明るいことのほうが良いよね。冷たい話より、温い話でいいんだよ」
添い寝にしては喋り過ぎる、ドラマにしては寝かせに来てる。安らかに語る幽霊少女の安眠ボイスでお送りするボイスドラマ、第二弾。